アフターテイスト、もしくはテイストの発生タイミングの操作

予告先発snut

茶だと製法

コーヒーだと異なる焙煎度でのブレンド

での試行錯誤もあるのだろうけれど、

気になるのは、ノートみたいな概念がありそうなとこかなあ。
アフターテイストだけではなく、飲み終わったあと。
この時差を起こすには、香りの原型としての濃度が必要。
それでいて香りを潰さないように精製する、とか?

エチオピアでノートがあれるのなら、当然、他のモカでもできそうだし、更には発生するフレーバーもモカフレーバーに限らず引き起こせる(モカフレーバー自体の拡張はまた別の話)かもしれないってのがブレンドの研究になるのかな。

農園側からすれば精製法以外も含めた製法での研究にはなるはず。
というか、たぶんナチュラルの意味が変わったって話は、これだ。
新しい木の特徴ってだけかもしれんけど、農園の開発力すごいな。
ダージリンにも負けない。

焙煎度ごとの香味の発生の仕方

番外編。この方法は、ほとんど無理というか、どうせ数があっても50もいかないのなら、全部列挙しろというか、発生する質感を挙げていったほうがいいのかもな。

ハイ・ミディアム・シティ
浅煎りらしいボディ感がある。シティのボディ感は、また少し違うのか???

フルシティのように充満はするが、効果の主体はスーっとする酸の揮発感かつ魅力はこの揮発と充満に煽られる別の香味。こういう二重の系統は、マスカテル様てあり、マスカテルにもよくあるタイプのコーヒーでの変奏版みたいな。

フルシティ
ダージリンのFFやウィスキィのように香りが充満する、これが売りかな?
ボディという点でシティとはどう異なるかは、pending.


フレンチ

ーーーー

面倒だからこっち。


タタマイラウの味だったはず。
飲み終わりに渋さがある感じなのかなぁ。

熱々の時はゲイシャに近いザラツキがあったのかも。
でもこれがふつうの浅煎りの舌触りなのかもなあ(と考えてたけど、これシティだよな?)

スーっと感もずっと強いし、この揮発にコホーッて香りが淡く広がる感じ。
香りというよりは、渋みに付随するタタの味がコホーの風で煽られて広がる感じ。
揮発に乗るとか背後にあるって感じではない。ここの二重感は後述。
*1
カップに残った跡には、蜜に属してそうな甘い香りが残ってる

レモングラスまでは行かないけど
なんかあったかもな
酸の香りが2つあったか、
分離してたって言えるかもしれんけど、
なんだろうなー

中盤は、ボディもあった
堀口の浅入りらしさのような
と言うよりは、もう少し強い感じの気もするけど、こんなもんがいつもの堀口の浅入りかもなあと思いつつ、これ、シティだったよな!?と思ったけど、やっぱりハイだった!


ーーー
タンザニア ブラックバーン フレンチ
クリーミーな苦味???
なんかズズズと走ってくるかんじ。
香りも何だろこれ
(オレンジ?と言われれば、オレンジは感じなかったけどそうなのかもしれないし、この感覚が説明されないのも変だよなあ
はつきしいって、モンデュールも以前に飲んだブラックバーンも覚えていないけど、こんな感覚で感じられるような香味はなかったし、他のコーヒーでさえこんなのなかった気すらしてくるぐらいに特異だと思う。タンザニアって少し飲みにくかったのかもな、この部分に関しては、なんとなく馴染がある気もする。)

フレンチって感じじゃないかもなあ
フレンチでも苦いほうだと思うが、リアンジャギのシティも結構苦いか。
(リアンジャギは出し殻でさえいつもイカレてるけど、シティのも甘かったな。)

カップに残った香りは、焦げ臭くもないようなふつうのフレンチって感じだったかも
(カップに残った香りもタイミング次第な部分もあるし)

ボディがどうのって説明は、うーん?たぶん、総体的な方の意味なんだろうけど、ここも難しいんだよなぁ。力強さってなんなんだろう、みたいな。

タンザニア屈指の優良農園から13-14クロップ入荷!
力強いコクにキャラメルのような甘い余韻

タンザニア屈指の優良農園「ブラックバーン」の13-14クロップが入荷しました。12-13クロップは天候不良のため生産量も少なく、例年より落ち着いた印象の香味でした。そのため短期間での販売でしたが、今年は生産量も増え、かつ良い出来のものが届きましたのでしっかりと販売していきたいと考えています。

ブラックバーン農園はフレンチローストにすることで、きれいな酸に厚みのあるコク、そしてキャラメルのような甘い余韻が心地よく持続する豊かな味わいに仕上がりました。深煎りにするとどっしりした味になりがちですが、クリーンな飲み口のため何杯でも飲みたくなること間違いなしです。

昔から多くのファンを抱えるブラックバーン農園ですが、ここ数年は皆様の期待に添う品質のものをご用意ことができませんでした。しかし今年はようやく自信をもっておすすめできる香味のレベルに戻りましたので、ぜひお試しください

タンザニア屈指の優良農園から13-14クロップが入荷!
明るい酸と力強いコクが織りなす絶妙なバランス感

タンザニア屈指の優良農園「ブラックバーン」の13-14クロップが入荷しました。12-13クロップは天候不良のため生産量も少なく、例年より落ち着いた印象の香味でした。そのため短期間での販売でしたが、今年は生産量も増え、かつ良い出来のものが届きましたのでしっかりと販売していきたいと考えています。

ブラックバーン農園の香味の特徴は何といってもオレンジのような明るい酸と力強いコクが織りなす絶妙なバランス感にあると思います。決して派手すぎず、かといって地味すぎたりもしない丁度よい味わいが癖になり、気付いたら何杯も飲んでしまっている、そんなコーヒーです。

昔から多くのファンを抱えるブラックバーン農園ですが、ここ数年は皆様の期待に添う品質のものをご用意ことができませんでした。しかし今年はようやく自信をもっておすすめできる香味のレベルに戻りましたので、ぜひお試しください

今朝のコーヒー
タンザニア ブラックバーン農園 シティ フレンチ
タンザニア最高峰レベルの農園だと思います。気象条件が厳しいため昨年は不作でしたが、今年は豊作となり多くを購入しました。
ケニアのような個性的な特徴はありませんが、バランスのとれた香味とでもいえばいいでしょうか。シティは軽やかな酸、フレンチはかすかにミルキーな印象。

ブラックバーンは、本当に質が良いのだと思う。こういう状態のは飲んだことがない。今はこれが一番と言う店員がいるのもおかしくはない。でもまあ、そういう感覚は素人とも一致してしまって、ビジャロボスが凄かったとかプロに言われても、ちょっとふーんって感じも否めないけど、実際すごいのだからどうしようもなくはある。

2重ってのは、モダンなマスカテルのコンセプト系にもトポロジカルに似てるのかもだし。また、同定不能なだけど何かあるってのも、単に複雑さとして説明するだけでは足りない、この系はコロンビアのウィラとかコスタリカとか。


関係ないけど、パパもモンデュールの話ししてたけど、ティピカならワタルだってサンアグスチンやミルキーマンデリンあるしなあ。マンデリンも、ミルキーやめてスマトラタイガーとか、あーそういう判断は正しいのだろうけど、なんだかな〜感。あとこの話になるとパカマラry


ペルーとボリビアもあるしな。個人的にはボリビアが楽しみかな。苦味がどう変わるのか。チャンチャマイヨとかは興味ないから新規枠。

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東ティモールも色々と違うようだから、あれだけど、ハイでこんな強い(?)ボディになるんだな。飲んでて、「浅煎りだったはずだけどシティはこういうボディになるのだろうか」と考えてたぐらいに、浅煎りのボディ感以上な感じもあって、なんか二重の感じ。

酸に特徴的な香味が出るはずだと思ってんだけど、やっぱなんかある。
レモングラスの香りを酸味に落とすとこういう味になる」と言うよりは、
「何らかの香味をコーヒーに落とせたうえで、香味が分離し二重になってる」って気がする。たぶん、時限的なノートなのかアロマなのか、それらにもフレーバーが感じられるってかんじ?

上記の酸味(と言ってしまうけど)以外のポイントは、香味の煽られ方というか、香りが充満するといえるほどのフルシティ的な「強さ」はないけど、スーっとする酸の揮発に伴う充満感がまずある。

これは、フルシティ的な充満感(香り自体が充満しているかのようであれる)まではいかない。代わりに、渋みに付随する香味があるようで、これが充満感という乗り物に載せられて運搬されてる感じ。

もっと高いのにあるような不分離感のある味覚ではない(たとえば、甘みの奥にどういうわけか明らかに苦味があり、その苦味が甘みに旨みが―修辞としてではなく成分として―織り込まれているかのような、とか)。綺麗に役割分担してて、そういう意味では、きっかり価格どおりの限界がある様子。*2

もちろん、ここでの違いも、現象から見れば「フルシティでも酸の揮発感が残る」ような品質に、「深い焙煎での『ボディ(俺が使う意味より、もっと総体的な定義になるはず)』」が合わさっているだけなのかもしれないけど、そこの分解をするには能力不足。



あとは、喉で感じる部分もあるはずなので、どうするか。

*1:つまり、喉での知覚が目立っていたのだろう。今回のこのパターンはちょっと変則なので、体調の影響があった鴨しれない。だいたい、無自覚な体調の調子は、明らかに体調が悪い時に先駆けて一週間前くらいから影響しうる感じ。味そのものとしては苦味と渋みに増幅がかかる程度しか、体調関係では感じられたことがない。今回の知覚の場所がズレたので、これも、体調関係では?ってだけ。

*2:苦味と甘味のバランスがーみたいな、なんにも語れていない語り方は嫌い。本当に感じられているのなら、もっとまともな書き方ができるはずだから。詳細でなくても、個人のコーヒー観が見えるような書き方になるはずだから。で、往々にして飲んでるコーヒーの価格が不明で指示先が同定できない。他人に伝える気がない。伝えられなくても黙ってこれ飲め、ともならない。そういうのは、どうでもいい。