ダージリンのティーカップサイズについて

要は「縁の薄いティーカップ」が欲しいのだ。ってことで、

こっちではなく、剣のマークのペアカップのヤツの方が、なんか大きく見えた。店頭での表示容量は220mlだったか。一応、専門店の通販サイトには口径も数値が載ってることが多い。

でもたぶん、縁が薄いのはロイコペ

もちろん、測ってない。けどなんか、0.8段ぐらい薄く見えるんだよ。これよりもう0.2段追加で薄くなってるような気がする某ライセンス廃盤カップも見つけた。これについては、まぁどちらも薄く見えてるだけなのかもしれんし、縁の加工の仕方や縁の近辺のカーブの加工に由来している錯覚かもしれないし、本当に薄いのかもしれない。

そもそも縁の薄さは口径の大きさで補えるかもしれない。が、どのみち口径の大きいカップは値段も高く、縁も平均レベル程度には薄い。

どこのティーカップブランドでも、無地ならセール5000円ぐらいで買える。マイセンかロイヤルコペンハーゲンを選ばないなら、他の外国ブランドはニッコーやナルミでも縁の薄さに関しては大差無いように見えた。

この価格が高いか言われれば高いけど、ワイングラスのリーデルでもこのくらいだし、まぁ量産品としてはこれくらいが妥当なんじゃないかとも思う。

ティーカップに因る味の違いは、ダージリンだと甘みとカップから上がってくる香りの軽重に出る。これは湯呑みやマグカップ、または某雑貨ブランドの価格から要請されて小さめに作られてますな口の窄まったカップなどと飲み比べても簡単に分かる。驚くくらい。

コーヒーだと、基本的に味が薄まる方向と言っては語弊があるかもしれないけど高い豆なら何の問題もなく、雑味をミルの性能プラスで抑える場合は、この軽くなる方向はプラスだろう。が、口径を兼用カップ(大体8口径ぐらい?)より少し大きくしても、そんな変わらんかな―ってのもある、かもしれない。

口の薄いティーカップ価格メモ

コーヒーとの兼用は9弱
10がティーカップ
11を超えるとご飯茶碗

ってかんじか。有田焼は薄いのあるんだよな。

某兼用カップソーサー
200cc
8.6 6.6
2000

マイセン(Meissen) 波の戯れホワイト 湯のみ
NA
6.5cm 5.5cm
4700-3300

マイセン(Meissen) 波の戯れホワイト
ティーカップ&ソーサー
170cc
10.5 6.0
10500-7300

マイセン(Meissen) 波の戯れホワイト
ティーカップ
10.5 6.0
6300-5000

マイセン(Meissen) 波の戯れホワイト
マグ
10.5cm 8cm
満水370cc 八分目240cc
8900-6200

マイセン(Meissen) 波の戯れホワイト
スモールカップ 4.9cm
8.5 4.5
140cc
4200-3000

ロイヤルコペンハーゲンRoyal Copenhagen) ホワイトフルーテッドハーフレース
コーヒーカップ&ソーサー
170cc
7.0 6.5
5200-4700

ロイヤルコペンハーゲンRoyal Copenhagen) ホワイトフルーテッドプレイン
ティーカップ&ソーサー
280cc
10 6.5
4200-3800

ロイヤルコペンハーゲンRoyal Copenhagen) ホワイトフルーテッドハーフレース
ティーカップ&ソーサー
200cc
10.0 5.0
5200-4700

まぁでも、ブルーフルーテッドプレイン190cc(210?)以外ありえなさそうなのが……。フラワーのシンフォニーはティーカップもコーヒーカップも薄いほうかなぁ?ホワイトフルーテッドは型としてはハーフレースだかフルレースが現行品っぽい。そうなると縁が厚いんだよな、フラワーのカーブよりは薄いかもだけど。プリンセスぐらいでも十分に薄い気のするが、せっかく買うならなぁ。


その点、マイセンはシリーズで口の薄さに差があるなんてのはないよなぁ。
200ml超えると強度的に厚くなっちゃうのかなぁ。


4,000円するのならビレロイ&ボッホ アンムット ブルーム コーヒーカップ&ソーサー(約W112×φ88×H65mm(満水容量250cc))ぐらいの薄さは最低限ほしいよなぁ。

さすがに深川製磁の一万以上する富士山 新朝顔型仙茶碗揃は激薄なんてレベルじゃねーぞって感じだった。鳳凰唐草 谷型仙茶碗揃も、薄い。問題は反り返りの効果と容量の少なさかなぁ。玉露とか芽茶とかならいいのだろうけど。