コーヒー豆の小分け保存

アルミもラップもお勧めは出来ない。ガスバリアの性能が問題。

スーパーで買えるものなら、クレハのフリーザーバッグが理屈の上では高性能だけど、豆を直に入れて大丈夫かは試したことない。

小分けは、シーラーかジャムの小瓶(自己責任)かコーヒーの袋の再利用ぐらいが現実的な方法。人によっては、お茶用のアルミラミネートの小袋を通販で買ってるかもしれない。

または2・3回分ぐらいは店の袋のままで冷凍して、先に飲む分を別途コーヒー用のキャニスターに移す妥協策か。

一応、冷凍庫から出すと豆の重量が1%ぐらい吸湿で増加するようなのだけど、それがコーヒーの味に定量的に反映されるのか、反映される場合どんな香味が特に影響を受けるのか、または何か特定の香味の質に大きな影響が出るのかなどなど、そこらは不明瞭。

実感として、焙煎された豆の深さや浅さに起因する一般的な特徴から予想されること以外を―と言ってもこの予想と冷凍での潜在的な劣化が矛盾しあう部分もありそうだけど―過度に気にしてる人もほとんどいないと思う。

体感としては、冷凍庫から出した豆には、苦味に違和感が付加されることがある気もする。あくまで付加されるだけであり、上乗せでしかないから、心配する程でもない。

回避テク近辺の話としては、やはり水分での加水分解がまず疑われるようだ。もともと水分での劣化が最大の問題だと一般に言われている話ではある。または冷凍する際に、袋に篭っている香りが何らかの影響を与える場合もあるのかもしれないらしい。こちらはつまるところ、「空気を入れ替えろ」ということになるのかもしれず、常識的に考えればバルブの特徴からもして空気なんて入れ替えたらマイナスの事態しか起こらないんじゃないかって気がするが、それはまだ個人的には不明。